全ての素材は必ず編集ソフトに読み込み、そこからコピー・ペースト等を行ってください。
適当なソフト等でプレビューしたものをコピーして取り込んだりすると、
パレット情報が正しく認識されず、意図しない減色等を引き起こす場合があります。
特に灰色(パレット番号3)は背景色と近似した色であるせいか、
正しくない方法で取り込むと
勝手に背景色に変換されます。
必ずパレット情報を保持してくれるソフト(EDGE等)を使用して利用しましょう。
これは私のサイトのものに限らず、他の素材サイトでも同様です。
おまけ:mapcg.gifパレットについて
当サイトでも準拠を掲げている【mapcg.gifパレット】について解説します。
以下のAokashi様の記事にも記載ありますが、私からも説明しようかなと思います。
Aokashi様記事:
WWAの画像素材の色にはルールがあるらしい
mapcg.gifパレットとは
WWA Wingの開発ツールをDLした際、mapdata内部に入っている【mapcg.gif】で使われてるパレットのことです。
mapcg.gifを
EDGEで読み込み、【表示】→【カラーパレット】と選択するとパレットの中身を見ることが出来ます。

mapcg.gifに限らず、デフォルトで入っているWWA開発用の画像は全てこのパレットが利用されています。
mapcg.gifパレットを使用する理由
WWAは全てのパーツを1つのGIF画像にまとめる必要があります。
そのため、全てのパーツで合わせて256色までしか利用することができません。
これはWWAで使用されているGIFという拡張子の特性であり、どうすることもできません。
WWAはデフォルト素材と組み合わせてゲームを制作される方が多いため、
利用者側が面倒くさい色数制限のことを考えなくて済むよう、
あえてmapcg.gifパレットを使って製作、配布しているというわけです。
別のパレットを使ってしまうと、利用者側でパレットに色を追加したり、
減色して使う等の労力が発生してしまい敷居が上がってしまうため、
WWA素材の製作者は昔からこのパレットを利用することにこだわってきました。
将来の展望
しかし実は
のびやかWWAエディタを使えばフルカラー対応のPNGでもWWAが作成できます。
遊ぶ側の要求スペックが上がってしまいますが、最近のPCやスマホは昔に比べそもそもハイスペックなので、恐らく問題なく遊べるかと思います。
(動作検証してないので確かなことは言えませんが)
将来的にWWA WingがフルカラーPNGの読み込みに対応した場合、
mapcg.gifパレットも役割を終えることになります。
(フルカラーPNGはEDGEで読み込めないので100%なくなるわけではないでしょうが)
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